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開催にあたって

 この度、『第21回日本PTEG研究会学術集会』の当番世話人を拝命いたしました、国立病院機構東近江総合医療センター・滋賀医科大学総合内科学講座の伊藤明彦と申します。
 歴代の当番世話人を務められた先生方に比べ、PTEG(Percutaneous Trans-esophageal Gastro-tubing)との関わりの浅い当方ですが、淡海医療センター島本和巳先生に当番幹事をお願いして、力を合わせて準備をしてまいりました。
 ご存知の通りPTEGは、PEGが困難な症例に対して、1994年に考案された頸部食道瘻の造設手技です。PEGと同様に経腸栄養および腸管減圧に非常に有用ですが、残念ながらまだまだ認知度が低く、その普及が最大の課題とされています。本会開催にあたって、テーマを「PTEGを当たり前に」とし、できるだけ多くの医師、メディカルスタッフの方々にご参加いただけるよう、初学者の目線で啓発につながる企画をご用意いたしました。
 シンポジウム「達人に聴く~PTEGの極意」では、6名の経験豊富なPTEGの達人に、適応から造設・交換手技、長期管理まで、それらの極意を語っていただきます。興味はあるものの関わりが浅い医師やメディカルスタッフにとって、“目からウロコ”のシンポジウムを目指します。
 要望演題「PTEGを当たり前に」では、経腸栄養や腸管減圧のツールとして当たり前に選択される時代になることを目指して、普及に向けた取り組みや課題について、計7題のご応募をいただきました。一般演題も、造設、交換、地域連携、症例報告など、とても勉強になる興味深い内容の演題が計12題集まりました。ありがとうございました。
 新型コロナウイルスの猛威の中、学術活動が制限され、WEB開催という新しい手法にも慣れてきましたが、やはり全国の志を同じくする仲間と議論ができる現地開催の尊さも再認識いたしました。感染対策を十分に行ったうえで、活発な熱い議論を期待しています。
ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。          

第21回日本PTEG研究会学術集会
当番世話人 伊藤 明彦
国立病院機構 東近江総合医療センター 消化器内科医長
滋賀医科大学 総合内科学講座 准教授